「労務」という分野で地域を元気にするさざなみ社労士事務所の菊地です。
今日は私の仕事に対する考え方というお題で書いていきたいと思います。
私がなぜ社労士を目指したか、の記事にも書きましたが、転妻時代、職を得るのに苦労したという過去があります。
見てくれている人はいた
夫の転勤先は地方ばかりで、そこは昔からのコミュニティーが出来上がっているような場所でした。
いい人たちばかりでしたが、人見知りな私には自分がよそ者であることばかりが気になって、入っていきにくいと感じていました。
やっと決まった職場でもそうで、自分がそこの土地の人間ではないことをどう思われているのだろうと気にしてばかりいました。
そんな中で、そういうこととは関係なく、仕事で人から信頼を得るにはどうしたらいいのかと考えるようになりました。
ちょっとした雑務や簡単な仕事でも、少しの丁寧さをプラスすることや相手が頼んできたことのほんの1ミリでも期待を上回ることを目指すということをしてみました。
もともと、ただ何となく言われたことをそのままそれだけしたり、ボーっとひますぎる時間は好きではないのです。
そんな形で仕事をしていくと、見ていてくれる人はいるもので、次は少しレベルの高い仕事を頼んできてくれたりして、任せてもらえることが増えていくのです。
また、仕事を超えてプライベートでも家族でお宅に呼んでいただいたり、野菜を分けてくれたり、どの場所でも気にかけてくれる人や可愛がってくれる人がいてくれました。
社労士になってみて
今でも仕事に関して、相手が頼んできたことの期待を1ミリでも上回ることを目指すという考えに変わりはないのですが、その中身に少しの変化があったように思います。
お客様は、社労士がどのようなことを言うのかが知りたいのであって、その内容はいつもお客様の期待に応えられるものではないからです。
どちらというと、それはダメとか、お客様からすると耳の痛い話しが多かったりします。
でもそういうことが全体を良くすることであり世の中から求められていることなのだ、と信じるしかありません。
自分の社労士としての道はまだまだこれからですが、根底にある仕事への考え方は変わりません。まず与えられた仕事に感謝します。
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