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最低賃金 東京都1,113円、埼玉県1,028円へ


本日は、10月1日以降に改定される最低賃金について取り上げます。

厚生労働省は、都道府県に設置されている地方最低賃金審議会が答申した今年度の地域別最低賃金の改定額を取りまとめました。


全国の令和5年度 地域別最低賃金答申状→https://www.mhlw.go.jp/content/11302000/001136128.pdf


47都道府県で39~47円の引き上げになり、改定額の全国加重平均額は1,004円となるようです。


これにより、東京都は昨年の1,072円から1,113円へ(+41円)、埼玉県は987円から1,028円へ(+41円)UPします。


答申された改定額は手続きを経た上で、都道府県労働局長の決定により、10月1日から10月中旬にかけて順次発行される予定です。





最低賃金引上げで活用できる助成金


最低賃金が上がることで、従業員の給与を引き上げる必要がある事業主様にご活用いただけるかもしれないのが業務改善助成金です。


事業場内の最低賃金を30円以上引上げ、かつ生産性向上に資する設備投資を行った場合にその設備投資費用の一部を助成する制度です。



助成の対象となる経費には以下のようなものがあります。


  • POSレジシステム導入による在庫管理の短縮

  • リフト付き特殊車両の導入による送迎時間の短縮

  • 顧客回転率の向上を目的とした業務フロー見直しをコンサルタントに依頼する

  • 店舗改装による配膳時間の短縮


上記のような設備投資にかかった費用の何割かが助成されますので、賃金の引き上げとあわせて設備投資もご検討されている場合は、ぜひチェックしてみてください。





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