「労務」という分野で地域を元気にするさざなみ社労士事務所の菊地です。
仕事をしていると、ムカつくこと・イラッとすること、どんな人にもたまにはそういうことがあると思います。あなたにも最近そのようなことがありませんでしたか?
何かでストレス発散もいいけれど
そんなときのために、ストレス発散方法をいくつか持っておきましょう、と言う人もいるでしょう。好きなだけお酒を飲んだり、趣味の時間を持ったりするのも発散するにはいいでしょう。行きたい場所に行ったりすれば気分も変わりリフレッシュすることもできます。特に運動をすることで体の状態が否応なしに変われば、心の状態も良くすることができるでしょう。
しかし、それ以外でぜひやってみてほしいことがあるのです。
それは「質問」
「私はなぜ、そのことにイラッとしたのか?」ということを自分自身に質問してみてほしいのです。
なんでそんなにそのことにこだわったり、いやな気持にならなければいけなかったのか?ほかの人にも同じことが起こったら、自分と同じような怒りを感じるだろうか?感じない人がいるとすれば自分と何が違うのか?自分のどんな要素が怒りとして反応したのか?
質問のしかたとしては、怒りの対象や他者に投げかけるのではなく、自分自身にいくつか、角度を変えてしていきます。
そうすることで、自分が仕事において何を大事にしているのか、何に価値を置いて働いているのかがわかったりすることがあります。一度ではわからない場合も、いくつかの出来事が起こるたびに繰り返すことで共通項が見えてくることもあります。
コツは、本当に心から怒っているようなときだけでなく、なんとなくイラッとした・なんとなくモヤッとしたというときも自分にも「質問」をしていくことです。その「違和感」には必ず何か意味があるはずなのです。
そういうことを繰り返していくと、自分の仕事における価値観がわかり、やがてそれを「強み」に変えていくこともできるようになります。また自分のウィークポイントを補っていくことにもつながります。
「それができたところで組織の中にいたのでは状況は何も変えられないよ。」と言う人がいるかもしれません。しかし、何よりも自分のことを知っているのと知らないのとでは、自分の気持ちやものごとの受け止め方にに違いが出てくるものです。
もちろん、そういう方法では片づけられないような理不尽なケースには、言いたいことを言うべき対象に向けて発言できるようにしていきましょう。
また、気分転換だけでなく、自分にご褒美のようなものがあるといいですね。旅行や外食などは今の時期なかなか難しいですが、この期間にいろいろリサーチしておくのも楽しいかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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